"Tipping Point" Project
気候変動について関心のある方へ。
貴方の海の写真を募集します。
松龍とRitsuko Matsushitaがユニットを組み作品制作をいたします。
タイトルは『Tipping Point』
私たちはこの作品を、富山県高岡市の美術館「ミュゼふくおかカメラ館」での作品展(詳細別途)で展示する予定です。
気候変動に関するニュースを聴かない日はなくなりました。
私たちはそれを止めることができるでしょうか。
『Tipping Point』は『転換点』と訳されます。そして、気候変動に関する議論の場では、その時点を境に「手遅れになる点」という意味で使われます。つまり、人が温暖化に対する活動をゼロにしても地球が自ら変動を加速していってしまう点です。
私たちは温暖化による海面上昇について考えるきっかけとなる作品を創りたいと考えました。この作品には多くの方が撮影した海の写真を使いたいと考えています。 なぜなら、このテーマは既に一組のアーティストが問題提起する段階ではないからです。是非、一緒に作品創りに参加して欲しいのです。そして、この作品は展示会場でその一部を持ち帰ることができるようにしたいと考えています。作品の影響が広がっていくことを望んでいるためです。この作品が、考えるだけでなく行動するきっかけとなって欲しいためです。 多くの方のご参加をお待ちしています。
参加してみようと思っていただけた方へ、方法はとても簡単です。貴方が撮影した海の写真を1~5枚提供するだけです。下記詳細をご覧いただき、フォームメールで送ってください。
1) 貴方自らが撮影した海面・海中が写っているカラー写真を1枚から5枚お送りください。
※写真の解像度は問いません。スマホの写真でも問題ありません。
※作品に利用するのは海面・海中部分だけです。
※過去の写真でも構いません。
※ネットなどからダウンロードしたものはご遠慮ください。
2)ミュゼふくおかカメラ館での作品展会期中、「作品ご協力者」としてお名前を掲示させていただきます。
表記名をお知らせください。
3)どこの海の写真か教えてください(これは、表記はしません)。
4)謝礼はありません。
5)約束ごと
・お送りいただいた写真データは今回の作品『Tipping Point』以外では使用しません。
・作品完成後お送りいただいた写真データは破棄いたします。
・お送りいただいた写真データの著作権はその写真を撮影した方に帰属します。
・できあがった作品『Tipping Point』の著作権は松龍とRitsuko Matsushitaに帰属します。
6)締め切り:2022/3/21
【お知り合いを誘って参加してください。ページのシェア大歓迎】
応募は3/21で締め切りました
沢山の方のご応募ありがとうございました。
写真展について
会場 : ミュゼふくおかカメラ館
富山県高岡市福岡町福岡新559番地
会期 : 2022年6月4日~7月10日
写真展タイトル : 私たちはずっと宇宙にいます
共同作品タイトル : Tipping Point
写真をご提供いただいた皆様
AKARI YAGI
Go Kamochi
Jay Hong
Kasumi
makoto umehara
Mitsuko Inoue
Ray
Yuki Shimada
相澤良幸
池田真理
石橋ミノリ
ウスダミホ
大塚栄二
奥平哲朗
菊池匡史
行天琴美
齋藤恵
しのぶ
清水貴子
鈴木光雄
高木雄介
田島喜文
テータテート
中村智道
蓮井豊
尾藤能暢
ふなんちょ
松本香代子
宮本育昌
山口晋平
山本瑛美
Camellia Naoko
harmony wind
K.Kawamura
kei
masas
mm
Rie Abe
赤尾伸一
石井陽子
市ノ川倫子
打林俊
荻原敦
粕谷千春
魏子涵
くぼたけいこ
佐藤雅子
柴田達
鈴木純子
セキグチアキラ
高崎勉
田邊美由季
飛田俊一
ナカムラマユミ
花元知香
平野里美
保木美香
マユミ
村上佳子
山田利郎
吉馴寿子
Clara Mochizuki
HIROKO.U
Kaori Shimada
KUROTANI Saori
Mika Hayashi
Nobuko AIHARA
Sakura Miyamoto
阿閉みゆき
石野恒之
上原ゆうこ
大石誠
奥沢翔平
かとうかおり
木南有美子
紅露拓
さとうゆみ
柴田充
鈴木まき
ソフィ
高嶋孝行
露木孝範
なかじままさこ
西岡さと子
晴まき美穂
藤巻敬久
本多俊一
宮本ひとみ
山口朝子
山本伸一
Abox展2023 in 横浜にて展示決定
作家について
松龍
◎プロフィール
1964年東京生まれ。IT コンサルタントをしながら、写真表現をするアーティスト。Charles Robert Darwin、長谷川眞理子らに哲学的影響を受けた。
僕は、アートとサイエンスの源泉は、同一であると考えている。最も重要なことは、”問題の解決”ではなく、”問題の発見”であるということが共通している。「そうか分かった」よりも「あれ、何か変だな」のほうが遥かにエキサイティングなのである。
僕が、「美」を認知する知性をもっているのは、祖先が36億年間絶え間なく生存競争をした結果だと考えている。これは人が安全を感じたり他者に共感したりする能力の拡張であり、生きることに欠かすことができないと考えている。
今までに、「くうをみる」「世界の始まり」「宙と墨」という作品シリーズを制作してきた。
今後も、僕の「美」という能力や理由を追い続けたい。さらに、作品に進化論以外に禅やヨガの思想を取り入れていくための試みもしていこうと考えている。ホモ・サピエンスという人類の共通性と私という個人が交わる交点に、作品を発表していこうと思っている。
◎受賞歴:
2020 LensCulture Critics’ Choice 2020 Competition Gallery
2019 LensCulture Emerging Talent Awards 2019 Competition Gallery
2018 LensCulture Emerging Talent Awards 2018 Competition Gallery
2016 PICTORICO PHOTO CONTEST 秀作
2015 御苗場「横浜市長賞グループ賞」 ノミネート
2012 FUJIFILM Photo Contest Photobook入選
◎主な展示歴
2021 Abox Photo Academy 展 , 目黒区民美術館
2020 富山ガラス美術館 ABOX展 招待作家
2019 CP+ 御苗場(maturyu & maturi-co.)
Abox Photo Academy 展,目黒区民美術館
2017 個展「宙と墨(sky and ink)」, SONY Imagining Gallery Ginza
◎WEB:
Ritsuko Matsushita :
◎プロフィール
写真作家。
子どもの頃に読んだ絵本や児童文学の世界、大人になってから出会った「禅」の考え方に影響を受けている。
「すべての物質には実体がなく、流動的な状態のほんの一時の姿であり、常に変化していく」
「それ」はいつから「それ」であり、いつまで「それ」であり続けるのか?
この思考を主軸に作品を制作している。
◎主な受賞歴:
2021 Kuala Lumpur International Photoawards (KLPA) 2021 Project Grant Winners
2020 LensCulture JOURNEYS 2020 JURORS' PICKS (キャロリン・ドレイク氏選)
REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD COVID-19パンデミック企画展公募ファイナリスト
LensCulture EXPOSURE AWARDS 2020 Competition Gallery
ソニーワールドフォトグラフィーアワード 2020 プロフェッショナル部門
「クリエイティブ」ショートリスト
2019 写真新世紀2019 佳作(ポール・グラハム氏選)
◎主な展示歴:
2022 EXPOSURE+PHOTO , Kuala Lumpur, Malaysia
2021 個展「いつか宇宙に還る」 , SONY Imagining Gallery Ginza
Abox Photo Academy写真展2021 , 目黒区民美術館
2020 Abox Photo Club Toyama 写真展 vol.4 , 富山ガラス美術館
COVID-19パンデミック企画公募ファイナリスト展 , REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD
ソニーワールドフォトグラフィーアワード2020受賞者展 , SONY Imagining Gallery Ginza
2019 写真新世紀2019展 , 東京都写真美術館
Abox Photo Academy写真展2019 , 目黒区民美術館
◎WEB: